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汉化润色组

和辉

2006年9月7日

前言

　　润色是翻译工作的最后一环，润色进行的成功与否，直接关系到翻译文档的可读性。对于具有类似小说性质的RPG游戏的翻译更是如此，润色应当在尊重文章本意的前提下，尽可能地使剧情体现出人物的个性，并增加文字的流畅度和美感，即所谓“信、雅、达”，“信”指文字的真实，“雅”指文字的美感，“达”指文字的通畅。

　　当然，润色也不应过分拘泥于信。古语云：“信则不美。”著名的翻译家金圣华先生曾写过一系列文章《齐向译道行》，发表在05-06年的《英语世界》上，其中有一篇标题是《翻译中的点烦与添烦》（原文见2005年第11期），主要讲的就是翻译中对文字的艺术化处理。

　　前几年有一件在中国翻译界很有名的事情，就是大学翻译讲师董燕生把杨绛《唐吉诃德》当做课堂反面教材的事件。董燕生批评杨绛译本中“胸上长毛”、“法拉欧内”、“阿西利亚”等译法，并指责杨绛译本比他的译本少了11万字，“可见她翻译时删掉了其中的部分章节”。

　　实际上这11万字，就是杨绛“点烦”的成功之处。“点烦”一词来自唐代刘知几《史通》中的名篇《点烦》，其中主张对文章要删繁就简，点掉多余烦琐的文字。杨绛把中国古代史学编纂中的“点烦”，扩展应用到译文的处理上了。对于《唐吉诃德》，她是这样评论的：“起初我也译有八十多万字，后经我认真‘点烦’，才减到七十多万字，这样文字‘明净’多了，但原义一点没有‘点掉’。我‘点烦’掉十多万字，就是想使读者读得明白省力些。”

　　汉语中有一些短语，它们所能表达的含义远远超出其字面，在润色中应尽可能运用这些词语，以增加剧情的内涵。文中提到一个例子，原句直译为“她从来都不和母亲交流心中的想法”，甚为冗长，若译为“她从不和母亲谈心”，不但清晰地表达了原句的意思，还使句子的长度缩短了一半多。2000年，克林顿被问道：“宪法规定你不能连任三任，如果戈尔当选，好不好？”克林顿回答：“That would be the second best thing, the next best thing.”按回答译成中文，字面上是“那是第二等好事，次等好事”，共11个字。而旅美翻译家乔志高译为“不得已求其次”，意思一样，可干脆利索又得体，还省出几个字。

　　当然，点烦并非润色的第一前提。点烦之意为“省去不必要的文字”，而文段中的文字是否“必要”，完全是由润色人员自行拿捏的，润色应当掌握好这个分寸，并且以深刻地体现人物性格为前提。适当的点烦是必须的，冗长的文字只会让人感觉罗嗦而辞不达意。

此外，在翻译时应当注意中日文化、中英文化上的一些差异，在此不再详述。

此份文档主要列出各人物体现性格的事件和影响剧情发展的关键事件，这些部分是润色工作的重点。

 

人物分析

= Salamandar Coral =

　　赏金杀手，话很少，FF历代必定出现的物理型角色。一开始是对手，在输给Zidane之后求死不成，受Zidane邀请加入队伍。一开始不信任Zidane，后来逐渐被Zidane改变。

 

いわくありげな二人組がやってくる

ブラネ

「ふぅぅぅぅっ！」

にぎやかな女

「まぁ、いい眺めね

なあに、あなた

そこをおどきなさい！

私はブラネ様に指名されたのよ

下っ端が偉そうに出てくるものじゃないわ」

アレクサンドリア兵

「くれぐれも、そそうのないように」

にぎやかな女

「あら、言うじゃない！

私を誰だと思っているの？

私に狙われて逃げられた人はいないのよ

覚えておきな、この美の狩人ラニの名を！」

ラニ

「ブラネ女王陛下！

お目にかかれて光栄ですわ

ごきげんうるわしく……ないご様子ね」

ブラネ

「ふん、ずいぶんといやしい口を聞く

礼儀を知らぬとみえるな……」

ラニ

「まあ、お言葉ですが陛下、礼儀を重んじるのでしたら

私などに用はないのではありませんこと？」

ブラネ

「ふん」

人払いをした後ブラネが用件を切り出す

ブラネ

「おまえ達がすべきことはふたつ

王女ガーネットが城を出るときに持ってでた

国宝のペンダント、それを持ち帰ること

王女と行動する者達の中に

あのような格好をした黒魔道士兵がいる

それを始末してくることじゃ」

「……なんだ、あれは？」

ブラネ

「人間ではない、心を持たぬゴーレムじゃ

不良品がフラフラ動き回っておってな、

他国の手にわたる前に片づけねばならん」

ラニ

「お城でなにがあったかは存じませんが……

ガーネット様の抵抗にあったら

どのように振る舞えばよいのかしら、陛下」

ブラネ

「ふん

あの小娘からはペンダントさえ取り戻せればよいのじゃ！」

ラニ

「そういうことでしたら

この武器が存分に使えるということで

そこの大男よりも、手早く解決してみせますわ！

では陛下、失礼いたしますわ」

焔色の髪の男

「……シッポを持つ男が

王女のそばにいるときいたが……？」

ブラネ

「あのいまいましいサルか！

そうじゃな、あれを始末すればほうびをとらそう」

焔色の髪の男

「……どうやら当たりだったようだ

そいつを始末するついでに

 

ジタンからペンダントを受け取り、ラニに近寄るビビ

ラニ

「うふふふふふふ……これで私も大金持ちよ!!」

「待ちな！」

突然上方から飛び降りてきた人影にラニが突き飛ばされる

ラニ

「きゃっ！」

ジタン

「誰だか知らないけど助かったぜ！」

「……」

「ふぁあぁぁ～」

ジタン

「よぉ！　立てるか？」

エーコ

「あれぇジタン？

なぁに？　レディの寝顔を……

!!

あのオバさんはっ？」

ラニ

「いまいましいガキねっ！

誰がおばさんですって!?」

エーコ

「あんたのことよっ！」

ジタン

「形勢逆転、ってとこだな！

盗んだ宝を返してもらおうか？」

ラニ

「……どういうつもりよ？　焔のダンナ！

裏稼業世界No.1の腕の男がなにふざけてるの!?」

ダガー

「知ってるわ……！

トレノに手配書があったの

桁違いな賞金がかかってた人……」

焔色の髪の男

「……助けたわけじゃない

戦いを汚されたくなかっただけだ」

ラニ

「なんのこと？」

焔色の髪の男

「宝珠のかけらを置いて、失せろ」

ラニ

「ちょっと！　これは私とあんたが受けた依頼で……」

焔色の髪の男

「先走ったあげく、人質をとるような

卑劣なやつとは組まん、それだけだ……

それとも……やるかい？」

ラニ

「くっ……覚えてなさい！

いつかあんたを狩ってやるわ!!」

ラニが逃げ去った直後、男はなぜかジタンに対して戦闘態勢をとる

焔色の髪の男

「さあ、戦え!!」

ジタン

「ちょ、ちょっと待ってくれ

どういうことだ？」

焔色の髪の男

「言ったろう……助けたわけじゃない

純粋な戦いをするためにしたことだ」

ジタン

「わかった、受けてたつぜ」

ダガー

「ジタン！」

ジタン

「大丈夫

 

焔色の髪の男

「……さあ殺せ!!」

ジタン

「なんだよ、死にたいのか？

せっかく拾った命をそまつにするもんだ」

焔色の髪の男

「行け、というのか？」

ジタン

「ここで去るなら放っておくさ！」

焔色の髪の男

「……何をたくらむ？」

ジタン

「たくらむ？」

焔色の髪の男

「命を狙った者を見逃す理由はなんだ!?」

ジタン

「勝負がついてもお互いの命があったんだ

それで充分だろ？

盗まれたものも返してもらったしな」

焔色の髪の男

「殺しが恐いのか？

ハッ！　牙を持たない野郎に敗れたとはな！」

ジタン

「牙をもつ野生の獣こそ、ムダな殺生はしないもんさ」

焔色の髪の男

「……」

翌日、頷いたエーコがモグを服にしまったところで、また例の男が現れる

ジタン

「なんだよ、またやるっていうのか？」

焔色の髪の男

「……勝者は生者、敗者は死者

おまえも、この鉄の掟の中で生きてきたはすだ

だが、きのうのおまえの行動はまったく理解できん」

焔色の髪の男

「……言え！

殺さなかった理由はなんだ!?」

ジタン

「理由って言われてもなぁ……

死なずに生きてることがそんなに不満なのか？」

焔色の髪の男

「……訳のわからん状態で生きるより、けりがついたほうがましだ」

ジタン

「じゃあオレ達といっしょに来いよ」

ダガー

「ジタン!?」

ビビ

「ええっ!?」

焔色の髪の男

「……どういうつもりだ」

ジタン

「行動を共にすりゃ、理解できるかもしれないぜ？

それにこれから一戦交えなくちゃならないんだ

あんたなら、力強い戦力になりそうだ」

焔色の髪の男

(予想のつかんところは変わらず、というところか……)

ジタン

「ん？　なにか言ったか？」

焔色の髪の男

「……いいだろう

おまえがどれほどの者か見極めてやる」

ジタン

「ところで、なんて呼べばいい？」

焔色の髪の男

「……好きに呼べ」

ジタン

「……焔色のダンナ、ってラニに呼ばれてたよな？」

焔色の髪の男

「焔色のサラマンダー、そう呼ばれていたこともある」

ジタン

「じゃ、サラマンダーって呼ばせてもらうぜ！」

ジタン

「人数も増えたしな

 

和Freya的吵架剧情（参看Freya指导文件）

 

ジタン

「ここがヒルダの言っていた古城なのか？

それにしても変わった城だな……

なんか逆さ向きにしたような、そうでないような……」

ジタン

「じゃあ、3人はオレと城内へ、

残りはここで待機していてくれ」

サラマンダー

「……おい、ジタン」

ジタン

「……？

サラマンダー、どうしたんだ？」

サラマンダー

「俺にはおまえの考え方が理解できない

他の者と共に行動しようとするところがな」

サラマンダー

「俺は常にひとりで生きてきたし

それを何も疑うことはなかった

でもな、おまえを見ていると、

おまえのやり方にどうしても納得できない」

ジタン

「何が言いたいんだよ？」

サラマンダー

「……どっちのやり方が正しいのか、ハッキリさせたい」

サラマンダー

「ここに封印を解くカギがあるという話だな？」

ジタン

「ああ、そうだ」

サラマンダー

「それをどちらが先に発見できるか、で勝負だ

もちろん、俺はひとりで行くぜ」

スタイナー

「サラマンダー！

貴様、ここまで来て何を勝手な！」

ジタン

「おっさん、黙ってな」

スタイナー

「し、しかし……！」

ジタン

(……どうしたもんかね、こりゃ？)

ジタン

「……いいだろう

何を考えているのかは知らないけど、

それがサラマンダーの考えならそれでいいぜ」

サラマンダー

「ふっ、物分かりがいいじゃねえか

じゃ、お先に失礼するぜ」

サラマンダーがさっさと城の中へ入っていく

というわけでサラマンダー抜きで一行は城を探索し、何やらそれらしき部屋を見つけるが……

ジタン

「!!」

サラマンダー

「遅かったじゃねえか

勝負は俺の勝ちだな」

サラマンダー

「そうやって他の連中といるから

さっさと動けないんだ、ジタン」

ジタン

「……で、封印を解くカギは見つかったのか？」

サラマンダー

「多分あの壁がそうなんだろ？

調べてみたが、細かいことはわかりゃしねえ

まあ、俺には関係のない話だけどな」

ジタン

「どういうことだ？」

サラマンダー

「自分が正しかったとわかれば、

もうおまえについていく必要もねえさ」

サラマンダー

「次に会うときは敵同士かもな……

じゃ、あばよ」

そして外で待つ仲間のところへ戻ると……

ジタン

「やあ、待たせたな」

ダガー

「先に出てきたってことは、

ジタンの勝ち、ってことね」

ジタン

「へっ？

アイツ先に出てきたんじゃないのか？」

皆は揃って首を振る

ジタン

「あいつ、先に待ってて、

『俺の勝ちだ』って勝ちほこってたぞ？

んで、『あばよ！』とか言って

どっか行っちまったぜ!?」

ジタン

「……ひょっとして、

中でモタついてるんじゃないだろうな……

ここで待っててくれ

ちょっと探しに行ってくる！」

ジタンは単身城へ戻り、サラマンダーを探す

う、うう……

ジタン

「誰だ!?」

「う、うう……」

ジタン

「誰かそこにいるのか？」

サラマンダーが小部屋の隅で倒れている

サラマンダー

「……ジタンか？

……どうして戻ってきた？」

ジタン

「サラマンダー？

おまえ、どうしたんだ？」

サラマンダー

「それは俺のセリフだ……

次は敵同士かも、って言ったはずだぜ……

それとも、俺をあざ笑いに来たのか？」

ジタン

「妙なこと思いつくヤツだな……

外に出たら、おまえがまだだって言うから、

探しに来ただけじゃないか」

サラマンダー

「……俺はもう

おまえたちとは関係ないはずだ

それに、他人のために行動することが、

何かおまえのためになるのか？

俺には分からないぜ

おまえの考え方が、な……」

ジタン

「おまえ、何言ってんだ？

そんなもん、当たり前じゃないか」

サラマンダー

「……当たり……前？

自分の身を危険にさらしてでも、

俺を探しに来ることが、か？」

ジタン

「おまえが何をどう考えてるかは知らないけど、

オレたち、ここまで何度も助け合ってきたじゃないか

それが仲間ってもんだろ？

少なくとも、オレはおまえを仲間だと思ってるぜ」

ジタン

「それに、一度そう思ったら、

そう簡単には自分の考え方を

都合よく変えられない性分なんでね」

サラマンダー

「仲間……？

それが、仲間、なのか……？」

ジタン

「そんなもんだろ？

さあ、こんなところで無駄話してる場合じゃないぞ

さっさとこっから出ようぜ！」

 

「このままじゃオーバーヒートですよ！」

ジタン

「もう少しだ、もう少しだけ頑張ってくれ！」

フライヤ

「ジタン！　これ以上近づくと危険じゃ！

火山の熱でエンジンがもうもたぬぞ！」

ジタン

「よし……ギリギリまで接近した後、

ふたりは祠の入口に向かってくれ！」

サラマンダー

「……なぜ俺がこの女と一緒なんだ？」

ジタン

「あ、エーコと一緒がよかったか？」

サラマンダー

「……」

ジタン

「頼んだぜ!!」

ジタン

「さて……お次は

『我が力は何人をも近づけぬ強き風の奥にて守られる』か……

スタイナーとクイナが一緒じゃ

少々無茶しちまいそうだからな……

 

フライヤ

「苦戦しているようじゃな」

サラマンダー

「世話の焼ける奴だぜ、まったく」

フライヤ

「ひとりで行くなどと……

無謀にも程があるのではないか？」

ジタン

「……」

サラマンダー

「人にはおせっかいやいといて

てめえは自分だけで全て解決か？」

ジタン

「助けてもらわなくても

あれぐらいの敵、ひとりでなんとかなるさ……」

フライヤ

「待たぬか、ジタン!!」

サラマンダー